愛知県安城市に本社のある日本住建株式会社 会長 兵藤忠彦のオフィシャルコラム
“真の日本の住まいづくり"を実現すべく、日々、あらゆる事に挑戦しています。
4月1日をもって、私、兵藤忠彦は代表取締役会長になり、社長室長の兵藤大祐が代表取締役社長に就任することになりました。
社内での体制はあまり変わりませんが、住宅を建てるお客様には若い人も多くなっておりますので、43年間で培ったノウハウに、若い人の感性で、時流を先取りした家づくりに邁進していきます。
どうぞ今後とも、私たち日本住建にご期待ください。
この作文コンクールも早いもので、20回目になります。
今回受賞されたものを読んでみますと、祖父母のことが大好きな子供たちの作品が多く、
大好きなおじいちゃん・おばあちゃんといっしょの思い出が、その家の中にいっぱい詰まっていくのだなぁと感じました。
やはり家はいつまでも住めるように、ローコストで家を建てるのはいかがなものか、と再確認しました。
本当に良い家を値打ちに造りたいと思っている会社と、本当に良い家に住みたいと思っている人がその会社に巡り合うのは、結構難しいのだと感じています。
価格だけを売りにしている住宅会社もあります。
見せかけだけの会社もいっぱいあります。
実は、業界内では、どこの会社が実力があるか解っているのです。
技術力・人間力・組織力等、総合的に判断していただきたいと思います。
一般の方には難しいことですし、説明する方も難しいですが、
一言でいえと言われたら、「家を建てた人からの紹介の多い会社」は良いはずだと思います。
旧年中は、多くの人に家づくりの注文を賜り、誠にありがとうございました。
毎年少しずつですが、家を建てる人の層が若くなっております。
20代前半の方もみえます。
当社は完全自由設計の家を質実剛健施工で行っています。
今年も多くの人に、理想の家を実現していただけるよう、邁進していきます。
どうぞご期待ください。
ずいぶん前に、東本願寺の塀に書いてあった言葉です。
相撲取りの日馬富士の、モンゴル力士と日本の伝統的な「道」という考えの違い。
観光立国をめざしてきた日本の観光地は、今や日本人より外国人のほうが多い所もあります。
それぞれ文化の違いがありますので、違和感を感じることも多いですが、将来の事を思うと、別々の人達が一緒に上手にやっていける方法を皆で考えなければいけない時代に入ってきたと思います。
LEDは白熱灯より省エネで、環境にやさしい照明です。
まず寿命ですが、
白熱灯は1,000~2,000時間程度、
蛍光灯は13,000時間程度、
LEDは約40,000時間とされています。
一方価格では、
白熱電球は100~300円程度、
電球型蛍光灯は1,000円前後、
LED電球は1,500~2,000円程度
白熱灯はお得ではない、しかも取替の手間も大変です。
したがって、白熱灯からLEDは電気代が大幅に減るが、蛍光灯だとそこまで劇的には減らないのが結論です。
世界的な会社、神戸製鋼の信用が落ちただけではなく、日本製品の信用度までが傷ついたと、ニューヨークタイムズが一面で報じたそうです。
また、不正発覚後も管理職らが隠蔽行為をしていたと知って、唖然として、また悲しくも思いました。
過去には、マンションの杭の長さが足りず傾いた事件などもありました。
地元で信用という “のれん” を大切に、社員一同で頑張っている私共の会社では考えられないことです。
組織が大きくなればなるほど、悪事の隠蔽体質が多くならないようあってもらいたいと願うばかりです。
地域に密着した住宅会社に必要なことは、
①設計力
②施工力
③営業力
④永続性
⑤公共性
⑥先進性
といわれています。
施工力は、前回もお話ししましたように、施工力の無い会社ほど安い家を売って、トラブルになっているケースが大変増えているそうです。
営業力とは、うまい事を言って注文を取る力ではなく、お客様が営業を通して、工事中はもちろん入居後も安心してもらえる事だと思います。
それと、家づくりに思想を持っていることです。
家づくりは、かくあるべきだという理想を掲げて家づくりを続けていることが大切だと思います。
タグラインとは『その企業、そのサービスがどんな価値を提供できるか』という宣言文のようなものです。
ある有名なコピーライターに相談したところ、当社の、特に優れていて他社には真似できない点などを調べてもらい(マーケティング)、出来上がったのが、

です。
この言葉は精神論的に思っている人もいるかと思いますが、
『表面的に飾っているだけのデザイン・建材ではなく、
本質をよく見極め、誠実な施工をし、頑強でたくましい家を高い技術力で造ること』
私たちの家づくりの姿勢を表した言葉です。
最近、住宅会社選びの中で、見積が安いから決めたという人が増えていると聞きます。
同時に、そういう会社は一般的に、大工さんをはじめ、腕の良い職人は大体いません。
どこの住宅会社も使ってもらえない様な職人たちで工事します。
そこでトラブルの大発生となるようです。
注文住宅の場合、契約する時にはまだ家は完成していません。
家づくりの施工力というものが重要だという事をよく理解してもらいたいものだと思います。
家を建てようと決めた時、まずどれほどの予算がかかるのかが一番気になるところだと思います。
そこで金額から決めて始まる家造りという事で、このたび延床面積32坪で全てコミコミ、自由設計の家を1580万円のパック商品として発売します。
イチ ゴ パック
1・5・8 の語呂と、イチゴの花言葉「幸せな家族」で
いちごパック
という名前にしました。
新発売のいちごパックと質実剛健施工の日本住建に今後もご期待ください。
本年も日本木造住宅産業協会の「木の家・こんな家に住みたい」作文コンクールの19回目があり、
1,599校の小学校から22,536点の作品が寄せられ、優秀な作文が発表されましたので、
私の印象に残った作文を紹介させていただきます。
環境大臣賞(高学年の部)
「思い出が残る家」 山﨑 大輔 さん(茨城県)
昔、読んだ本の話です。
知的障害のある子供さんが寮に入っており、
お母は週に一度くらい会いに行くそうです。
そこで家に帰る時、お母さんに甘えたかったのでしょう、
おんぶをしてもらったそうです。
その時の詩が
『ぼくが“あほ”に生まれてしまって、お母さんに
苦労かけてごめんねと言って、鼻水をズッーとすすった』
という詩です。
普通の人より立派ですよね。
昨年中は多くのご愛顧をいただき、心よりお礼申し上げます。
私たち日本住建は創業1975年、地域の皆様に愛され、
地域の発展とともに歩んでまいりました。
いつもお客様と一つになり良い家造りを目指すことを何よりも大切にしてまいりました。
本年は中京テレビハウジング西尾に、2棟目のモデルハウスをオープンします。
本年も良い家をたくさん造ってまいります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
VOL.1で書き忘れたことを補足します。
家づくりでまず考えたいの事の中に、
今までに暮らした家か、訪れた家、おばあさん・おじいさんの家など、
居心地が良かった空間を思い出してください。
ぼんやりとでも良いです。
間取りよりもむしろ、自分や、家族にとって気持ちのいい空間はどんなだったかな?
ということを今度の家づくりに反映すればいいと思います。
それと、家族構成は変化します。
子供さん達もいつか巣立ってゆくでしょう。
そこで間取りの変更や、増築が柔軟にできる工法を選ぶべきです。
RCにしろ鉄骨にしろパネル工法はそういう点からは、
不向きと言えるのではないかと思います。